日本ダウン症会議市民公開講座 シンポジウム「出生前検査(診断)をめぐって」

2017年11月11~12日にかけて、「第1回日本ダウン症会議」を公益財団法人日本ダウン症協会(JDS)主催で開催されました。

12日の市民公開講座では佐野理事、中村理事も一般参加しましたので、当日の様子をレポート致します。

オープニングアクトは、3歳から9歳のダウン症のあるお子さんやそのきょうだいの親子によるフラで盛り上がりました。

「楽しく踊れた!」とマイクに向かってニコニコお話しする

姿にあたたかい気持ちになりました。

当協会の水戸川理事が座長を務めた、シンポジウムは4名のパネリストの発言から、現在の出生前検査(診断)を担う人材の現状や、取り巻く状況の問題を様々な角度から提言され、

最後の演者であるダウン症のある本人である(水戸川理事の飲み友達)あべけん太さんの


「時間はかかるけれど、僕は、何でも出来ます。」


という力強い言葉に会場参加者全員、勇気を貰いました。

出生(出産)前に病気が分かった妊婦さんには、同じ経験をした妊婦のアドバイスや

「なんとかなる」ではない裏付けされた情報の提供が必要であると、

当会のこれからの必要性を強く感じました。

遺伝学的検査では、本当の将来や生活のことは分からないのです。持ち得る可能性も診断はできません。

当会が妊婦さんやスペシャルニーズな赤ちゃんであると診断された場合、家族に少しでも寄り添えるように一層努力していこうと思いました。

写真:水戸川